第３回となる2024年度 新渡戸遠友館 建設支援連続講座を
9/10（火）に開催いたしました。
今回は元北海道札幌視覚支援学校教諭であり、
現在大学・専門学校の非常勤講師の吉田重子先生にご講演いただきました。
講師の吉田先生は全盲の方です。
吉田先生から最初に、
障がい者がいたら可哀そうと思うかそうでないかが質問されました。
その後、「見える」ということ、「見えない」ということを念頭に、
これまでの自身の体験を振り返りつつ自己紹介を頂きました。
「視覚障がい」など一般の「障がい」に関するとらえ方に変化があったことなどの
お話をしていただきました。
吉田先生がが大変な中を強く逞しく生き抜いてきた実体験は、
健常者に考えさせることが大きな素晴らしい”授業”となりました。
多様な人たちとの共生社会の確立を目指さなくてはいけないと
思います。
今回、50名近くの方々にご参加いただき、その7割が女性でした。
講演終了後は吉田先生のご著書『点字からはじまるメッセージ』を販売いただきました。
なんと、その売上全額を記念館建設にご寄付頂きました。
私共への活動へのご支援、本当にありがとうございます！
次回は10月8日（火）13：30～15:30となります。
「北大カルテットの交友録」と題し、
新渡戸稲造と内村鑑三・宮部金吾・広井勇との交友関係についてお話しいただきます。
講師は北海学園大学豊平会常任幹事で本会運営委員でもあります、村口康博先生です。
（予約不要です）
お楽しみに！
- 場所： 愛生舘サロン（札幌市中央区南1 条西5 丁目8 番地 愛生舘ビル６階）
- 時間： 13 時半〜15 時半（開場13 時）
- 費用：一般 1,000円 道民カレッジ生・学生・高校生 500 円
- 全講座予約不要
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