2024年2月13日、第8回となります連続講座を開催しました!
北大名誉教授の小笠原正明先生に
「南部の侍:佐藤昌介と新渡戸稲造の生き方」と題して
講演をいただきました。
小笠原先生は(一社)大学教育学会顧問であるほか
(一財)巖鷲寮顧問でもいらっしゃいます。
小笠原先生から
新渡戸稲造を育てた南部藩の教育について
お話しいただきました。
南部藩は明治新政府との戊辰戦争に敗れることに
なりました。
そんな南部藩の希望は
教育によって若者を世界に羽ばたかせることでした。
札幌農学校1期生で
北海道帝国大学初代総長を務めた佐藤昌介、
2期生の新渡戸稲造はその期待に応えた人物でもあります。
ほかにも、「平民宰相」の原敬や
栃内元吉、田中舘愛橘、金田一京助、石川啄木、宮沢賢治など
錚々たる人材が南部藩の教育から輩出されています。
彼等には武士道精神に基づく「青雲の志」があったことが
詳しく語られました。
今年度の「連続講座」の最後を締めくくるに
ふさわしい内容の講座となりました。
来年度の「連続講座」は2024年7月スタートとなります。
お楽しみに!
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