遠友夜話17 「化けの皮」雑感
「クラーク先生も少々化けの皮がはげて来た」と語ったのは、マサチューセッツを訪れて「あのクラークが植物学を教えただって?」とあきれるクラークの知人の言葉に惑わされた内村鑑三である。しかし、本当の化けの皮がはがれたのは、その...
過去の掲載記事「クラーク先生も少々化けの皮がはげて来た」と語ったのは、マサチューセッツを訪れて「あのクラークが植物学を教えただって?」とあきれるクラークの知人の言葉に惑わされた内村鑑三である。しかし、本当の化けの皮がはがれたのは、その...
過去の掲載記事「しかしながら、今日のセレモニーには特別な意味があります。」オバマ前大統領にスムーズな政権移譲の謝意を述べた後、米国大統領に就任したばかりのトランプ氏は切り出した。「というのは、単に一つの政権から別の政権へ、あるいは、あ...
過去の掲載記事「少女像に折り鶴を送りませんか。世界各地に建てられた少女像、日本に対する嫌がらせのようにも取れますが、一方で、こうした行為の裏には、戦争によって凌辱された女性や弱者を悼む気持ちが込められているのも事実だと思います。今も世...
過去の掲載記事「誰に対しても、悪意を抱かず、慈悲の心で向き合う」。安倍首相が2016年12月27日(日本時間28日)ハワイのパールハーバーで行ったスピーチで、リンカーンの言葉を引用した。訳こそ我々が慣れ親しんだもの(何人(なんぴと)に...
過去の掲載記事今年もパールハーバーの日が近づいて来た。忌まわしい日である。破壊と殺戮のために当時の我が国の科学技術の粋を集めて準備し、その成功に国民は歓喜した。その炎の下に逃げ惑う人間の苦しみを想像だにしなかった。敵と呼ばれる同じよう...
活動履歴読書会(1)『農業本論』 11月は第9回目です。 日時:11月24日(木)午後2時?4時 場所:愛生舘ビル6階 貸し会議室(左、小部屋) (住所:札幌市中央区南1西5) 使用する本:『農業本論』(『新渡戸稲造全集...
過去の掲載記事やはりトランプが アメリカの大統領選、やはりトランプが制した。何故「やはり」と思ったかって? それは、彼の言葉が、人種差別や、ロッカールームトークや、移民蔑視や、宗教差別を含めて、多くのアメリカ人の本音だからだ。彼が現れ...
過去の掲載記事今やアメリカ大統領選の終盤で日本のマスコミも下馬評に喧しいが、クラーク博士が札幌に来た年、今から140年前の1876年もアメリカ大統領選のあった年だった。彼は妻や家族への手紙でしきりに選挙戦の様子を気にしている。共和党の...
過去の掲載記事新渡戸稲造・内村鑑三とその弟子達 大山綱夫 ただ今ご紹介頂きました大山です。きょうのタイトルは、ウイリアム・S・クラークについての名著、大島正健『クラーク先生とその弟子たち』(1937年)にならいました...
過去の掲載記事アメリカ西海岸、カリフォルニア州の北に位置するオレゴン州。その太平洋岸にあり、コロンビアリバーの河口にあるオレゴン州で最も人口の多い都市がポートランドである。米国人にとって、全米一住みたい都市であるという。市の中心地でも...