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イベント・メディア掲載情報
A B O U T
私たちは、一般社団法人「新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会」です。
はて?どんな会?と思う方も多いでしょう。
札幌農学校(現 北海道大学)の卒業生であり、 アメリカ・ドイツに留学した新渡戸稲造は、
帰国後に母校である札幌農学校で教鞭をとる傍ら、
1894年、学校に行けない貧しい子ども達のために、夫妻で「札幌遠友夜学校」を立ち上げました。
学生ボランティアたちに支えられながらスタートした「札幌遠友夜学校」は、
50年にわたり継続し、惜しまれながら幕を閉じました。
「遠友夜学校の精神を宿した場を現代の札幌につくり、新渡戸稲造の尊い志を未来へ伝えたい!」
そんな強い想いを持ったメンバーが集まり、日々活動しているのが、
私たち一般社団法人「新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会」です。
札幌遠友夜学校記念館
完成イメージ
建築家Naomi Darling氏による設計
2階:多目的室、談話室、図書室、書庫
1階:玄関、受付、展示室、ラウンジ、洗面所
地下1階:多目的ホール、ロッカー、耐火書庫
記念館建設募金のお願い
当会では、新渡戸稲造と札幌遠友夜学校の精神をともに学んだり、
2023年3月建設予定の記念館を通して発信・実践する活動に、
経済的にご支援くださる会員、協力者を募集しています。
詳しくは、「記念館建設募金趣意書」をご覧下さい。
M E M B E R
私たちが、一般社団法人「新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会」の運営メンバーです。
松井博和(理事長)秋山孝二(副理事長)
高橋大作(理事)橋本信夫(理事)伴秀実(理事)
平池 暁(理事)久田徳二(理事)三上節子(理事)
藏田親義(監事)出村克彦(監事)
常田益代 細川房子 木村高志 角田貴美 大沼芳徳 遠藤大輔
後呂道徳 宮澤洋子 伊藤めぐ 日向洋喜 高木富美子 中橋賢一
奥村清仁 山田雄亮 山本慎平 村口康博 岡村徳成 有賀早苗
荒川裕生(顧問)石森秀三(顧問)磯田憲一(顧問)植松高志(顧問)
大山綱夫(顧問)黒柳俊雄(顧問) 佐藤全弘(顧問)七戸長生(顧問)
杉江和男(顧問)瀬戸 篤(顧問)棚野孝夫(顧問)丹保憲仁(顧問)
寺島実郎(顧問)藤井 茂(顧問)藤田正一(顧問)堀田国元(顧問)
松沢幸一(顧問)三島徳三(顧問)三津正人(顧問)横田 篤(顧問)
横田 浩(顧問)
H I S T O R Y
新渡戸稲造とは
旧五千円札の顔として、また「武士道」を世界に広めた国際人としての新渡戸稲造は、教育者として女性教育にも力をいれ、東京女子大学初代学長や女子経済専門学校 ( 現 新渡戸文化学園 ) 初代校長を務めたり、北星女学校(現北星学園)、女子英学塾(現津田塾大学)、普連土女学校(現普連土学園)、恵泉女学園などに設立時から深く関わり支援している。農業指導者としては、台湾で殖産局長・糖務局長を歴任し、台湾を世界有数の砂糖生産地に導いたり、国際平和の分野では、初代国際連盟事務次長や国際知的協力委員会(現 ユネスコ)の創設者として貢献した。新渡戸稲造は、1862年に岩手県盛岡で、武士の子として生まれた。札幌農学校に入学し、その後東京帝大、アメリカ、ドイツに留学した。帰国後、母校の札幌農学校で教授に就任し、北海道庁技師も兼務した。北海道の農業発展やスケート靴を海外から持ち帰り、スケートの普及にも貢献している。1894年、夫妻で貧しい子供の教育のために授業料無料の「遠友夜学校」を設立し、ボランティアに支えられながら、自らのポケットマネーも使い、運営した。校名の「遠友」には「遠いアメリカの女性からの応援で学校が設立できた」という感謝の意味もある。